2013年3月21日(木)から2013年3月28日(木)までオーストラリアのメルボルンと
シドニーに飛行機撮影旅行に行ってきました！
次の遠征はオーストラリアにしよう！と決めたのは、出発のおよそ半年前。
話は1998年に遡ります。
この年に初めてオーストラリアに行きました。
初めての海外旅行、初めてのオーストラリア、初めてのホームスティ...
見るもの、感じるものすべてが新鮮でさまざまな刺激を受けて帰ってきました。
「飛行機にハマるきっかけになった旅だった」と言っても過言ではありません。
1999年、2001年にもオーストラリアに行きました。
ホストファミリーとは1998年からずっとエアメールでやり取りをし、
訪れるたびにいろいろと親切にしてくれました。
気がつけば最後に訪れてから12年.....
ホストファミリーに無性に会いたくなったのです。
この旅の楽しみはホストファミリーに会うことと最新の飛行機に乗ること！
最初の目的地であるオーストラリア・メルボルンに向かうには、
シドニー経由で向かうのが一般的ですが、JALのB787とQANTASのA380に
乗るために、わざわざ遠回りをして向かうことにしました。
しかし、1月からB787がバッテリーの不具合によってまさかの運航停止。
B787の搭乗の夢は脆くも崩れ去ってしまったのです。
しかし、QANTASのA380に乗るという夢をかなえるためにスケジュール変更は
しませんでした。
【 出発前日 】
朝早く家を出るのがイヤなので、出発の前日は"マロウドインターナショナルホテル成田"に宿泊。
早めに到着したので、歩いて"さくらの山公園"へ行き、撮影してきました。
生憎の曇り空でしたが、暫し撮影を満喫。
ホテルは安いプランに申し込んだのですが、滑走路側でラッキーでした！
↑ホテルとさくらの山公園の途中で撮影したデルタ航空 Airbus A330-323X (N814NW)
【 1日目 】
21日10:50発のJL719便で成田空港を出発。
機材はBoeing767-346/ER(JA602J)でした。
↑JL719便のエコノミークラス機内食
およそ7時間後、シンガポールに到着。
トランジットなので入国審査は受けずに空港内をぶらぶら...
ガラス張りの場所を見つけては飛行機の写真を撮っていました。
日本では見れないようなカラフルな飛行機がたくさん見れました。
仕事の関係で来たことはあったのですが、いつかのんびり飛行機撮影に
来たいと思いました。
↑エアアジア Airbus A320-216 (9M-AFG)"Expedia"
↑エアアジア Airbus A320-216 (9M-AFO)"A True Malaysian"
シンガポールからは20:25発のQF10便(JL7891便)でメルボルンへ向かいます。
このQF10便はロンドン発シンガポール経由メルボルン行きです。
がっ！ロンドンからの便がまさかの2時間Delay。
食事券を発券してもらい、空港で夕食を取りながら時間を潰しました。
22:45頃になってようやくシンガポールを出発。
機材はAirbus A380-842（VH-OQA）でした。
↑出発準備中のQF10便
最大の旅客機A380の機内は広く快適で、最新鋭の機材ということもあり音も静かでした。
水平飛行に入り夕食のサービスがありましたが、空港でたくさん食べてしまったので
パスしました。カンタスの機内食を楽しみにしてたのにやってしまいました...
日本人の乗客は見た限りでは私しかおらず、日本人らしきCAさんが「日本の方ですか？」と
声をかけてくれました。「はい」と答えると「ビジネスクラス用のヘッドホンですが、
よかったら使って下さい！」と持ってきてくれました。
さすがカンタス、ナイスサービスですね！
なかなか寝付けず、隣に座ったオーストラリア人の青年とずっと話をしていました。
【 2日目 】
2時間ほど寝て、目が覚めました。
あと1時間半ほどでメルボルンに到着です。
朝食をとり、しばらくするとメルボルン・タラマリン国際空港に到着。
到着後、CAさんが「機内の写真を撮って行きなよ！」と声をかけてくれたので
ファーストクラスとビジネスクラスにお邪魔しました。
↑QF A380の機内
↑1階機体後部にはエコノミーの乗客が利用できるスナックーバーがある
↑エコノミークラスは3-4-3の配置だが、余裕がある
↑メルボルン到着前の朝食
↑メルボルン到着
↑ファーストクラス。1階前方に配置されている。
↑国際線ビジネスクラスのシート。2階前方に配置されている。
空港で荷物を預けて早速、空港外周へ。
が、歩いても歩いても撮影スポットは見つからず...
メルボルン空港周辺はフリーウェイが走っており、歩いてスポットへ向かうのは不可能でした。
唯一、見つけたスポットで撮影するも、天気も悪くなり早々と退散。
かなり歩いたのに残念でした。
↑空港周辺はこんな景色ばかり。歩いてRWYエンドに行くのは無理そうです。
↑唯一撮れた写真
空港で荷物を引き取って、スカイバスで市内（サザンクロス駅）へ移動します。
メルボルン空港から市内までは鉄道が走っていないので、このバスが便利です。
およそ20分でサザンクロス駅に到着です。
その後、宿泊先の"フレイザー プレイス メルボルン"に歩いて向かいました。
↑サザンクロス駅。以前来た時は"スペンサーストリート駅"という名前でした。
駅舎もリニューアルされていました。
↑メルボルンの街
【 3日目 】
待ちに待ったホストファミリーと再会の日。
ホテルまでお父さんが迎えにきてくれました。
そしてホストファミリーの家に向かう途中、メルボルン空港のRWYエンド付近にある広場に
寄ってくれました。
ここからはお腹しか見えませんが、離陸後の飛行機が見れました。
↑カンタス航空 Airbus A380-842
その後、ホストファミリーの長男の家で楽しく過ごしました。
【 4日目 】
この日はホストファミリーと市内観光へ。
4回目の訪問なので、だいたいの観光地は行ったことがあります。
12年間で新しく出来たスポットを中心に回りました。
【クイーン・ビクトリア・マーケット→ユーリカ・スカイデッキ88→
フェデレーションスクエア→移民博物館→ドックランズ】
ホストファミリーとは今日でお別れ。
また2年後に会いにきます、と約束して別れました。
今回の旅でも本当に良くしてもらいました。ありがとうございました！
↑ユーリカ・スカイデッキ88
↑ドックランズという港エリア
その日の夜、市内をフラついていると飛行機ショップを発見！
"FLIGHT EXPERIENCE"というお店で、シンガポールや香港にもあるようです。
残念ながら行ったのが遅く、閉店後でした...
↑FLIGHT EXPERIENCE MELBOURNE
↑メルボルンの象徴的建築物"フリンダース・ストリート駅"
【 4日目 】
朝ホテルを出発して、スカイバスでメルボルン空港へ。
最初は13:00発のQF434便でシドニーに向かう予定でしたが、
12:00発のQF430便に空きがあったので変更しました。
機材はBoeing767-338/ER（VH-OGV）でした。
旧塗装機でしたが、機内はリニューアルされQストリーミングによる
サービスが行われていました。
↑搭乗したカンタスのB767-338/ER
↑オーストラリアらしい褐色の大地
↑1人に1台づつ貸し出されるiPad。シートポケットから出し、自分で固定する。
地上にいる時にアクセスしないと上空で使えないので要注意。
↑国内線エコノミークラスのシート
↑国内線ビジネスクラスのシート
1時間ちょっとでシドニー国際空港RWY25に着陸。
荷物を受け取り、展望デッキへ。
この日はすごく暑くて陽炎もすごく、メラメラ写真を量産してしまいました。
南風運用なので、シドニー市内の高層ビルをバックに撮影することができました。
↑展望デッキ全景。右側のショップはやっているのか不明。
↑北側はガラス張りになっているが、撮影用の穴がある
↑南側はワイヤーになっているが、ターミナルの屋根が邪魔をして撮影しづらい
↑カンタス・フレート Boeing767-381F/ER (VH-EFR)
以前はANA Cargoで活躍していた機体。
↑カンタス航空 Boeing747-438/ER (VH-OEJ) 元ウナラ・ドリーミング
↑カンタス航空 Airbus A330-203 (VH-EBH)
↑カンタス航空 Boeing737-838 (VH-VZY)
↑ヴァージン・オーストラリア Boeing737-8KG (VH-VUY)
↑カンタス航空 Airbus A380-842 (VH-OQE)
↑ジェットスター航空 Airbus A330-202 (VH-EBF)
↑カンタス航空 Airbus A380-842 (VH-OQE)
↑ジェットスター航空 Airbus A320-232 (VH-VGO)
↑ヴァージン・オーストラリア（スカイ ウエスト航空）ATR ATR-72-500 (VH-FVM)
↑ブリティッシュ・エアウェイズ Boeing747-436 (G-CIVT)
↑エア・パシフィック Boeing737-8X2 (DQ-FJH)
↑タイ国際航空 Boeing747-4D7 (HS-TGW)
↑ヴァージン・オーストラリア Airbus A330-243 (VH-XFE)
↑アトラスエア Boeing747-47UF/SCD (N499MC)
↑オーストラリア空軍 Boeing737-7DF BBJ (A36-002)
↑ユナイテッド・パーセル・サービス McDonnell Douglas MD-11F (N281UP)
↑タイガー・エアウェイズ・オーストラリア Airbus A320-232 (VH-VNK)
↑ヴァージン・オーストラリア Embraer ERJ-190-100IGW 190AR (VH-ZPE)
↑エミレーツ航空 Boeing777-36N/ER (A6-ECQ)
【 5日目 】
オーストラリアはほとんど時差がないので、毎日ぐっすり寝れました。
3/26、この日も朝早く起きて電車でシドニー国際空港へ。
あまり天気はよくないですが、雨は降らないようなので一安心です。
風向きは昨日と逆で、北風運用でした。
↑カンタス航空 Boeing737-838 (VH-VYF)
↑カンタス航空 Boeing737-838 (VH-VXB)
↑ヴァージン・オーストラリア Boeing737-8FE (VH-YIE)
↑リージョナル･エクスプレス Saab340B (VH-EKX)
↑ベトナム航空 Airbus A330-223 (VN-A374)
↑カンタスリンク De Havilland Canada DHC-8-202Q Dash 8 (VH-SDE)
↑中国東方航空 Airbus A330-343E (B-6100)
↑カンタスリンク De Havilland Canada DHC-8-402Q Dash 8 (VH-QOX)
↑エア・カナダ Boeing777-233/LR (C-FNNH)
↑カンタス航空 Boeing747-438/ER (VH-OEE)
↑キャセイ・パシフィック航空 BoeingAirbus A330-343X (B-LAQ)
↑ヴァージン・オーストラリア Boeing777-3ZG/ER (VH-VOZ)
↑エアアジアX Airbus A330-343E (9M-XXA)
↑ヴァージン・オーストラリア Embraer ERJ-190-100IGW 190AR (VH-ZPI)
↑カンタス航空 Airbus A330-303 (VH-QPI)
↑中国東方航空 Airbus A330-343X (B-6085)
↑シンガポール航空 Airbus A380-841 (9V-SKA)
↑ジェットスター航空 Airbus A330-202 (VH-EBC)
↑エア・パシフィック Boeing737-86J (DQ-FJM)
↑ヴァージン・オーストラリア Boeing777-3ZG/ER (VH-VPE)
↑リージョナル･エクスプレス Saab340B (VH-PRX)
↑アトラスエア Boeing747-47UF/SCD (N496MC)
↑カンタス航空 Airbus A380-842 (VH-OQD)
↑スクート Boeing777-212/ER (9V-OTA)
↑ユナイテッド航空 Boeing747-422 (N182UA)
↑カンタス航空 Airbus A380-842 (VH-OQD)
↑キャセイ・パシフィック航空カーゴ Boeing747-867F/SCD (B-LJJ)
↑ヴァージン・オーストラリア（スカイ ウエスト航空）ATR ATR-72-500 (VH-FVX)
↑カンタス航空 Boeing747-48E (VH-OEB)
↑カンタス航空 Boeing747-438/ER (VH-OEH)
↑アライアンス航空 Fokker50 (VH-FKY)
↑ヴァージン・オーストラリア Boeing737-8FE (ZK-PBK)
↑ヴァージン・アトランティック航空 Airbus A340-642 (G-VSSH)
↑ヴァージン・オーストラリア Boeing777-3ZG/ER (VH-VOZ)
↑ブリティッシュ・エアウェイズ Boeing747-436 (G-BNLU)
↑タイ国際航空カーゴ Boeing747-4D7(BCF) (HS-TGJ)
↑アエロペリカン･エアサービス British Aerospace BAe-3201 Jetstream 32EP (VH-OTF)
↑アトラス航空 Boeing747-47UF/SCD (N496MC)
↑ブリンダベラ航空 British Aerospace Jetstream 41 (VH-TAI)
↑カンタス航空 Boeing747-438 (VH-OJU)
↑カンタス航空 Airbus A380-842 (VH-OQI)
↑カンタス航空 Boeing747-438 (VH-OJM)
↑カンタス航空 Boeing767-338/ER (VH-OGG)
↑ジェットスター航空 Airbus A330-201 (VH-EBB)
【 6日目 】
せっかくシドニーまで来たので1日観光してきました。
シドニーも以前に来たことがあったので、適当にぶらぶら...
【サーキュラー・キー→オペラハウス→ミセスマッコォリーズ岬
→ロックス→ハーバーブリッジ→パイロン展望台→ダーリングハーバー】
↑ミセスマッコォリーズ岬から見たオペラハウスとハーバーブリッジ
↑シドニー湾に停泊中の"セレブリティ・ソルスティス"。121,878トン。
↑ダーリングハーバーを走るメトロ・モノレール
【 7日目 】
帰国の日です。
早朝にホテルを出て、電車で空港へ。
使用機材の到着が遅れていたので、出国の手続きをしてしばらく撮影をしました。
現地時間10時発のJL772便で帰国の途につきました。
9時間半後、無事に成田に戻ってきました。
↑エミレーツ航空 Airbus A380-861 (A6-EDP)
↑搭乗したシップJAL B777-246ER(JA707J) "CONTRAIL"
↑エンターテインメントはMAGIC-3
↑JL772便のエコノミークラス機内食
↑機内から撮影
今回の海外遠征はとても贅沢な旅でした。
ホストファミリーとの再会やカンタスのA380搭乗という夢が叶えられたことが
うれしくてたまりません。
また、飛行機撮影日は天気に恵まれ、思う存分撮影を楽しむことができました。
また、機会を見つけて行きたいと思います。