2014年3月15日、ANAのジャンボ機退役記念プロモーション「THANKS JUMBO in 福島空港」と
「心の翼プロジェクト Boeing747-400卒業フライト」を撮影するために福島空港に行ってきました。
当日はジャンボ機の最後の勇姿を眺めようと地元の方々をはじめ多くの人で賑わいました。

【THANKS JUMBO in 福島空港】

2014年3月末の退役まで半月を切ったANAのB747-400D型機(通称:ジャンボ機)。
日本各地でさまざまな退役記念プロモーションが実施されています。

その一環としてB747-400福島空港来港記念イベント「THANKS JUMBO in 福島空港」、
「心の翼プロジェクト B747-400卒業フライト」が開催されました。
地元の子どもたちを招待しての遊覧飛行や普段は入れないエプロン内で機体見学&写真撮影会、
グッズ販売、パネル展など盛り沢山の内容で地元の方々をはじめ航空ファンにとっても思い出深い
1日となりました。


↑ 福島空港ターミナル。


【福島空港到着】

午前中に仙台空港で卒業フライトを実施したANAのB747-400Dは13時半頃に
福島空港上空に姿を現しました。機体はそのまま大きく南下(棚倉町あたりまで)し、
旋回して福島空港にアプローチ。
1度ローアプローチ(ローパス)した後、RWY01に着陸しました。



↑ 仙台空港からのフェリーフライト、ANA9022便。シップは伊丹イベントと同じJA8961。




↑ ローアプローチ。




↑ 向かい側の丘の上にもたくさんの人が見えます。




↑ 滑走路端まで低空で飛行。奥には須賀川市内が見えます。


↑ ローアプローチ後、左旋回して再びRWY01にアプローチしてきました。


↑ 12:45 タッチダウン。福島空港にANAのジャンボ機が着陸するのはこれが初めてです。






↑ ターミナルの前を通り、国際線用のスポットへ到着。



【機体見学&写真撮影会】

普段は立ち入ることができないエプロン(駐機場)も特別に一部が開放されました。
開放は13:45〜16:00、16:45〜17:30の2回おこなわれました。







↑ 遊覧飛行までの間、翼を休めるジャンボ機。エプロンに向かう途中に撮影したものです。


↑ エプロンはたくさんの人で賑わっていました。












↑ パイロット、キャビンクルーの皆さんもエプロンに出て来られました。


【心の翼プロジェクト ボーイング747-400卒業フライト】

この3月に小学校を卒業する福島の子どもたちを招待して遊覧飛行がおこなわれました。
小学6年生60組180人を含む359人を乗せて、福島・宮城・岩手の東北3県上空を飛行しました。
子どもたちにとって素敵な思い出になったのではないでしょうか。



↑ 15:42 トーイング開始。






↑ RWY01に向かうANA2053便。




↑ 15:53 ローテーション。










↑ 左旋回して上空を通過していきました。



↑ 17:05 遊覧飛行を終えてRWY01にアプローチしてきました。




↑ 再びローアプローチで通過。




↑ しばらくギアダウンしたまま飛行しました。


↑ ギアアップして左旋回。




↑ 西側の丘の上からもたくさんの人たちがカメラを向けています。


↑ 17:14 無事にRWY01にランディング。




















↑ 17:19 出発時と同じ国際線用のスポットへ到着。


↑ 翼を休めるJA8961。この後19:40ごろ成田空港へフェリーされました。


【ボーイング747-400パネル展】

ターミナル1階で開催されていたB747-400パネル展。
B747-400の写真、モデル、マリンジャンボと公募の際の優秀作品のパネルが飾られていました。











【その他】



↑ 空港に貼られていたイベント案内。


↑ THANKS JUMBO弁当。中身は普通の幕の内弁当でした。


↑ 飛行機の形をしたB747パン。



天気にも恵まれてとても素晴らしいイベントになりました。
ジャンボ機のとても大きく、美しい姿に癒された人も多かったのではないでしょうか。
今回、遊覧飛行を体験した子どもたちが夢や希望を持って元気に成長することを願わずにはいられません。
ジャンボ機の勇姿が福島の方々にとって復興への大きな力になることを願って...

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