2017年3月18日(土)から2017年3月22日(水)まで航空ファンの聖地、セントマーチン島に行ってきました!
今回は遠征の様子をお伝えします。


【 セントマーチン島とは 】

カリブ海リワード諸島に位置する面積約88平方キロメートルの小さな島です。
島の北側はフランス領、南側はオランダ領になっています。
オランダ領内にあるプリンセス・ジュリアナ国際空港に隣接するマホビーチからは
航空機を間近に見ることができます。
迫力ある離着陸はたびたびテレビなどで取り上げられるため有名です。


日本からの距離は約13,600kmです。(資料:Google マップ)



【 事前準備 】

遠征を決めたのは今年の1月。
ずっと行きたいと思っていたセントマーチンまでの航空券が90,000円台と格安で
売られていたので思い切って購入してみました。
セントマーチンまでの直行便はなく、アメリカもしくはヨーロッパ経由が一般的なようです。
今回はアメリカ経由で往復6レグ。全てアメリカン航空による運行です。

レグ日付便名出発地出発時刻到着地到着時刻フライト時間座席機種
13/18AA26羽田19:15ロサンゼルス13:05(18日)9:0514CB777-200/ER
23/18AA1538ロサンゼルス23:45マイアミ7:46(19日)4:378AA321-200
33/19AA2219マイアミ11:51セントマーチン14:412:247AB737-800
43/20AA866セントマーチン14:15シャーロット18:443:474AB757-200
53/20AA890シャーロット22:10ダラス23:592:057AA321-200
63/21AA175ダラス10:50成田14:25(22日)12:5213CB777-200/ER
※フライト時間は今回の旅の実際のフライト時間です。


実際の飛行ルートとは異なります。(資料:Google マップ)


アメリカの経由地。(資料:Google マップ)

ロサンゼルスとダラスでは次の便までの時間が長いのでそれぞれホテルを予約しました。
航空券の関係でセントマーチン滞在は1泊だけです。
セントマーチンのホテルは高いので助かりました(汗)
今回の場合、アメリカはあくまでも経由地ですが、ESTA(電子渡航認証システム)が必要なため
事前に申請しました。


【 1日目 】

出発は羽田空港です。せっかくなので早めに出発して空港で撮影しました。
2時間ほど前に制限エリアに入り、ラウンジに向かいました。


この日のサクララウンジは空いていました。


アメリカン航空26便ロサンゼルス行きの搭乗口は148番。


シップはB777-200/ER、機体番号N772ANです。ほぼ定刻通りにRWY16Lから離陸。


安定飛行に入ったらスナックと飲み物がサーブされました。


続いて夕食。夕食後、照明が落とされました。


到着の約2時間前には軽食が出ました。


もうすぐロサンゼルスに到着です。


ほぼ定刻通りロサンゼルスに到着。入国審査で色々聞かれました...


荷物をピックアップしてタクシーでホテルに向かいます。


仮眠用に予約したホテルは"スーパー 8 ロサンゼルス エアポート LA"。
このホテルはRWY24Lのアプローチコース上に位置しているので歩いて撮影にも行け便利です。
早速、荷物を置いて撮影に出かけました。


アシアナ航空 Airbus A380-841 (HL7635)


ヴァージン・アメリカ Airbus A320-214 (N361VA)


スピリット航空 Airbus A320-232 (N611NK)


サウスウェスト航空 Boeing737-7H4 (N439WN)


スピリット航空 Airbus A321-231 (N658NK)


ノルウェー・エアシャトル・ロングホール Boeing787-8 (LN-LNB)

夕方まで撮影をして、ホテルで仮眠をとりました。
21:30ごろホテルを出発して再び空港に向かいました。
荷物を預け、搭乗口へ。


アメリカン航空1538便マイアミ行き。定刻の出発です。


シップはA321-200、機体番号N150NNです。


離陸後、眼下にはロサンゼルスの街の明かりが広がりました。


マイアミまではおよそ4時間半。機内で少し仮眠をとりました。
長い1日もようやく終了です。


【 2日目 】


目を覚まして外を見ると太陽が昇り始めてました。


朝日に照らされるマイアミの街。クルーズ船が4隻停まっていました。


海側からマイアミ空港に着陸しました。

次の便までおよそ4時間。
ラウンジに行ったり、撮影したりして時間を潰します。


スカイ・リース・カーゴ McDonnell Douglas MD-11F (N955AR)。
部品取りになっているようです。


フェデックス・エクスプレス McDonnell Douglas MD-10-10F (N559FE)


アメリカン航空 Airbus A319-112 (N3014R)


アメリカン航空 Boeing737-823 (N951AA) "Astrojet"


アメリカン航空2219便セントマーチン行き。定刻の出発です。
シップはB737-800、機体番号N965ANです。


マイアミ空港を離陸して西に向かいます。




眼下には綺麗な海が広がります。


スナックと飲み物がサーブされました。


機内で入国カードに記入。


ついにセントマーチンに到着!スロープタイプのタラップが機体に付けられます。


念願だったセントマーチンの風を浴びます。気持ちいい〜!!


このアングルから見る機体は特にかっこいいです。


さらっと入国(島?)審査を終え、スタンプを押してもらいました。


プリンセス・ジュリアナ空港の到着ロビー。


外に出て空港の看板をパシャり。


タクシーでホテルに向かいます。
今回はマホビーチからすぐの"アレグリア ホテル"に宿泊です。


チェックイン。シティービューの部屋です。


部屋は天井も高くていい感じです。


バルコニーからはマホビーチも見えます。


ホテルから撮った着陸機。ウィンエア De Havilland DHC-6-300 Twin Otter (PJ-WIT)。


早速、マホビーチへ。有名な看板もありましたよ!ステッカーがたくさん貼ってあります。


ウェストジェット Boeing737-8CT (C-FYBK)。
少々、柵が邪魔ですが、脚立がないので我慢します。


シーボーン・エアラインズ Saab340B (N283AE)


乗ってきたアメリカン航空 Boeing737-823 (N965AN)を見送ります。


サンウィング・エアラインズ Boeing737-8FH (C-FPRP)


カリブの海賊を発見!右側のサーフボードには一部の着陸機の時刻が書かれています。


ビーチも賑わってます。


波が結構高いです。時期によっては砂がなくなることもあるとか...


少ないですが、RWY28からの離陸もあります。
セイント・バース・コミューター Cessna 208B Grand Caravan (F-OSBM)。


アメリカン航空 Airbus A319-112 (N714US)


KLMオランダ航空 Airbus A330-203 (PH-AOF)


エールフランス航空 Airbus A340-313X (F-GLZK)
迫力の離陸はこちらをご覧ください。


エア・カライベス Airbus A330-223 (F-OFDF)


RWY28から離陸したエア・カライベスのAirbus A330-223。


ジェットブルー Airbus A320-232 (N570JB)


夕方まで撮影を楽しみました。


【 3日目 】

6:30ごろに起床し、朝食を買いに行きがてら撮影に向かいます。


朝のマホビーチ。朝から飛行機を見にきている人は誰もいません。


ウィンエア De Havilland DHC-6-300 Twin Otter (PJ-WII)が離陸。


朝食はマホビーチからすぐの"マホマーケット"で調達。


こんなかわいい看板も立っています。


マホビーチに戻ります。この時間は車もほとんど走っていません。


プライベートジェット Bombardier Learjet 60 (C6-ZIP)


PAWAドミニカーナ McDonnell Douglas MD-83 (HI-977)


ウィンエア De Havilland DHC-6-300 Twin Otter (PJ-WIP)


ウインドワードエクスプレス Britten-Norman BN-2A Islander (PJ-WED)


ネットジェット Bombardier CL650 Challenger (N216QS)


フェデックス・エクスプレス Cessna 208B Super Cargomaster (N866FE)


トランスアンギラエアウェイズ Britten-Norman BN-2A-21 Islander (VP-AAA)


セント・バース・コミューター Cessna 208B Grand Caravan (F-OSBS)


エア・アンティル・エクスプレス ATR ATR-42-500 (F-OIXE)


ヨットやクルーザー、大型客船が沖合を通り、リゾート気分を盛り上げてくれます。


金髪美女が泳ぐ中、ジェット機が降りてきました。


ジェットブルー Airbus A320-232 (N552JB)


コパ航空 Embraer ERJ-190AR (HP-1565CMP)


M&Nアビエーション Short 360-300F (N601CA)


リアット ATR ATR-72-600 (V2-LIA)


ここでタイムオーバー。飛行機の時間が迫ってきたので後ろ髪を引かれる思いでホテルに戻ります。


タクシーで空港へ。出発便が重なっているのか、カウンターはどこも混んでいます。


出国審査とセキュリティーチェックを受けて制限エリアに入ります。
シップはB757-200、機体番号N206UWです。


アメリカン航空866便シャーロット行き。定刻の出発です。


RWY10を離陸。PBBのホロが当たる部分だったので窓が傷だらけで残念でした...


およそ3時間40分後、シャーロットの街が見えてきました。


シャーロット空港に到着。入国検査でまた色々と聞かれました...


次のフライトまでは3時間近くあるのでラウンジへ行き時間を潰します。


アメリカン航空890便ダラス行き。定刻の出発です。


シップはA321-200、機体番号N187USです。


離陸して2時間、ダラスの街が見えてきました。


無事にダラス・フォートワース国際空港に到着。
スポットに到着してなぜか30分ぐらい機内に缶詰状態でした。
もう夜中なのでお店も全部閉まっています。

この後バゲージ・クレームへ。
いくら待っても荷物が出てきません...
カウンターに行くとロストバッゲージのお客さんがたくさんいます。
係のお姉さんに事情を説明すると「荷物は成田で返す」とのこと。
どうやらダラスで乗り継ぎの際は荷物を次の目的地まで運んでくれる
ITI(インターナショナル・トゥ・インターナショナル)というサービスの対象だったようです。

セントマーチンでもシャーロットでも誰も教えてくれなかったなぁ...
宿泊なのに着替えの服がないのは困りました。
なんだか余計なサービスに思えてしまいます。
それとカウンターのお姉さんが怖い怖い...
ここまで何の問題もなく、気持ちよく利用していただけにとても残念です。
アメリカン航空さん、何とかしてくださいよ!!


一悶着あって空港の外に出ると夜中の1時を過ぎていました。
タクシーもいないので電話をして迎えに来てもらいました。


タクシーでホテルへ。
今回は"ホーソーン スイーツ バイ ウィンダム DFW エアポート ノース"に宿泊です。
長い1日でした...


【 4日目 】

7:00ごろに起床し、準備をしてタクシーで空港に向かいます。


出国手続きをして出発時間までラウンジで待ちます。
ダラスのラウンジはガラス張りで開放的。スポットや離着陸もよく見えます。


アメリカン・イーグル Embraer ERJ-175LR (N236NN)


アメリカン・イーグル Embraer ERJ-145LR (N675AE)


アメリカン航空 Airbus A321-231 (N166NN)


アメリカン航空175便成田行き。定刻の出発です。
シップはB777-200/ER、機体番号N782ANです。


離陸後、昼食がサーブされました。


食事が終わってからは映画を見たり寝たり...
次は軽食がサーブされました。これは朝食なのでしょうか?


到着の2時間ほど前には昼食。


ダラスから成田までの飛行時間はおよそ13時間。ロングフライトです。
足が伸ばせる席(前の座席がない席)を選んでよかったです。


ほぼ定刻通り成田空港RWY34Rに着陸しました。
82番にスポットイン。


5日間の飛行機での総移動距離は28,890km。
いつかは絶対に行きたいと思っていたセントマーチン。
幸い天気にも恵まれ、きれいな青空の下で撮影をすることができました。
短い時間でしたが、大満足の旅となりました。