2013年12月22日(日)、JALの新シート"JAL SKY SUITE 767"を体験するために東京・広尾にある
アルフレックスショップ東京に行ってきました。
新ビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE II」が展示されていましたので紹介します。

【 JAL SKY SUITE 767 】

2013年5月30日、JALから国際線Boeing767-300/ER用の新シートが発表されました。
ビジネスクラスのシートは「JAL SKY SUITE II」、エコノミークラスの座シートは
JAL SKY SUITE 777でも採用されている「SKY WIDER」です。
ビジネスクラス24席、エコノミークラス175席の2クラス計199席で、
従来の237席から38席減となります。
この新シート搭載機は2013年12月9日に成田ーバンクーバー線で就航し、
成田ークアラルンプール線などの中距離路線にも順次拡大される予定です。


【 ARFLEX 】

今回シートが展示されたのは「アルフレックスショップ東京」。
アルフレックスはイタリア生まれのモダンファニチュアーブランドです。
ショップには洗練されたデザインの家具が並びます。
飛行機の座席からヒントを得てデザインされたアルフレックスジャパンオリジナルの
「レインボー」というソファは有名です。


↑ARFLEX SHOP JAPAN。


【 JAL SKY SUITE II 】


↑ "SKY SUITE II"と名付けられたビジネスクラスのシート。全通路アクセス型の配置となる。
 色使いや質感もまとまっていて高級感のあるイメージ。


↑ 配列は1-2-1で前後が互い違いの配置となっている。写真は真ん中の2席。
 座席横には大型のサイドテーブルがある。


↑ 200cmフルフラットベッドになる。
 モニターの下(前のサイドテーブルの下)に足が入る構造。


↑ タッチパネル式の15.4インチモニターと機内誌ホルダー。


↑ 座るとこのような感じに見える。モニターは固定式。


↑ 折りたたみ式のテーブルはモニター下から引き出して使う。


↑ シート操作部。フルフラットベッドにした際にも操作しやすいようにサイドにも配置。


↑タッチパネル式のモニターを装備しているが、肘掛けの下にリモコンもある。




↑ 4段階に調節できる読書灯と500mlペットボトルが2本入る収納ボックス。
 ヘッドホンジャックも収納ボックスの中にあり、コードだけを下から出せる構造。




↑ 通路側の肘掛けはユニバーサルデザインを取り入れ、肘掛けを下げることができる。
 車いすの方が座りやすいように、また体の大きな方が余裕を持って寝れるように配慮されている。
 ちなみに緑のランプは座席が通常モードに戻されている際に点灯し、客室乗務員が一目で確認できる設計。




※詳しい仕様や導入路線についてはJALのHPをご覧下さい。