SKYMARK A330-300 デビュー

追記：
※スカイマークは民事再生法適用を申請し、2015年1月末でA330型機の運行を停止いたしました。

2014年6月14日、スカイマークのAirbus A330-300型機がデビューしました。
初便は羽田発福岡行きのSKY003便(BC003便)で定刻より、およそ20分遅れて出発しました。
仕事の関係で初便には乗れませんでしたが、当日のSKY019便と翌日のSKY022便に
搭乗してきましたので、レポートします。

【受領からデビューまで3度の延期】

3月2日、スカイマークのA330が羽田にフェリーされました。
当初は3月25日の就航を目指していましたが、認可の遅れから4月18日に延期、
さらに準備の遅れから5月31日に再延期しました。
今度こそはと思ったのですが、訓練等の遅れから6月14日に再々延期。
6月6日には2機受領した機体のうち1機が訓練中に右主翼に落雷を受け、機体を
損傷するというトラブルに見舞われました。
初日の運航にも影響が出るかと思われましたが、就航までに応急処置が完了。
6月14日、3度目の正直でようやくデビューすることができました。

【SKY019便福岡行き】

往路は定刻16:05に羽田を出発するSKY019便(BC019便)です。
チェックイン時の情報によると、使用機材到着遅れにより15分遅延するようです。
就航初日で、ある程度の遅れは覚悟していたので想定の範囲内です。
19番搭乗口でしばらく待っていると福岡からの便が戻ってきました。
降機・清掃・準備をなどが大急ぎでおこなわれ、16:10ごろ搭乗が始まりました。
前方貨物室を使った貨物輸送はまだおこなわれておらず、準備は思っていたよりも早く終了。
小さなお子様連れの方、後方座席、前方座席の順に搭乗です。
19番スポットはPBBが1本しかなく、全員L2ドアからの搭乗でした。

機内に入ると噂のミニスカCAがお出迎え。
他社との制服に比べると確かに短いですが、極端に短いという印象はありませんでした。
ちなみにミニスカCAの写真はありません。あしからず。
機内放送は自動放送を導入しており、斬新な印象でした。
緊急時のデモンストレーションはこの自動放送に合わせて、CAが実演します。

無料のドリンクサービスやオーディオサービスはありませんが、
座席はとても座り心地がよく、コストパフォーマンスはよかったです。