No.1 モデルコレクションのきっかけ



特集、第1号は私がモデルコレクションを始めたきっかけについて述べようと思う。


幼い頃からとにかく乗り物が大好きだった。
くるま、バス、トラック、バイク、自転車、客船、軍艦、電車、スペースシャトル・・・。
ほとんどの乗り物にはまった。

1998年にオーストラリアに行ってからは、旅客機に夢中になった。
このときに乗ったのが、カンタス航空で今でも一番好きな航空会社である。

はじめは旅客機を見に行ったり、写真を撮ったりして満足していたのだが、
そのうちに自分の部屋に置くためのモデルが欲しくなった。
当時、ダイキャストモデルはそれほどメジャーではなかった。
そこで目をつけたのが旅客機のプラモデル(1/200スケール)である。
しかし、プラモデルは作る手間がかかる、さらにスケールが大きいため置き場に困る
など問題もあった。また、素人の手作りのため満足のいく出来のものはなかった。

2000年冬、某ショップのお正月エアライン福袋を購入した。
その中に入っていたのが、ヘルパとスタージェッツ(1/500)のダイキャストモデルである。
小スケールながらもダイキャストモデルの重量感や塗装の綺麗さに感激。
現在では考えられないのだが、はじめは1/500モデルしか保有していなかったのだ。

次の年も福袋を購入した。
このときに今後のコレクター魂に火をつけるモデルと出会う。 それが下のモデルである。

dwAmerican
DW 55140 アメリカン航空 Boeing747-100

ドラゴンウイングス(1/400)のアメリカン航空B747-100。
ヘルパやスタージェッツよりもスケールが大きく、ギアもすっきり作られている。
なによりも実機の形状を忠実に再現している。
机の上に置いてみるとかっこいい。

この年の3月、某ショップの支店が自宅の近くにオープンしたので、
ちょっと覗くつもりで訪れてみた。
たくさんのモデルがあるのを見ていると1機欲しくなった。
学生だった私からすれば1機、3,000円近くするモデルは高価なもの。
しかし、無理をしてニュージーランド航空B747-400(GEエンジン)を購入した。
このときはこのショップの常連になるとは思ってもみなかったのだが‥‥‥
家に帰り、早速アメリカン航空の747と並べてみた。
-100と-400の主翼の長さの違いや主翼付け根の形状の違い、エンジンの違いなど
実機を忠実に再現していることにすごく感激した。

それからというものショップを頻繁に覗き、少しづつモデルを増やしていった。
新しいのが出たら欲しくなる、少しでも違いがあるとすべて欲しくなるのが
コレクターである。
気がつけば200機を超えるモデルをコレクションしていた。

DWアメリカン航空B747-100。 すべてはこの1機から始まったのである。



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