No.3 ドラゴンウイングス Boeing747
第3号は一番好き&多く保有しているドラゴンウイングス(以下:DW)のB747に
ついて見ていくことにする。
飛行機モデルを集め始めた当時、私のコレクションは1/500のダイキャストモデルや
1/200のプラモデルが中心だった。
しかし、DWのアメリカン航空B747-100を手にしてからは、存在感や細かいディテール、
塗装、完成度の高さに感激し、DWのB747を中心にコレクションするようになった。
近年ではクォリティーの高いモデルが次々にリリースされ、DWのモデルにも賛否両論が
あるようだ。
しかし、私にとってコレクションの火付け役となったDWの747には、現在でもさまざま
な魅力が隠されている。
さぁ、そんなDWのB747を詳しく見ていくことにしよう。
Cockpit Window
まずはモデルの顔を決める大切なポイント、コクピットウィンドウから見ていこう。
下の写真はDWの初期モデルと後期(現行)モデルの比較写真である。
左は初期、右は後期(現行)のモデルである。
写真でも分かるとおり、初期のB747のコクピットウィンドウは実機よりも小さく再現
されていた。
左:初期 中央:中期 右:後期(現行)
コクピットウィンドウは時期によって色も異なる。
写真では分かりづらいが、初期と中期はブラック、現行はグレーである。
Window
次にキャビンウィンドウについて見てみよう。
初期モデル。窓枠がなく、実機よりも丸いためB777の窓に近い印象。
中期モデル。窓枠が描かれ、薄いグレーによる再現。まだ実機よりも丸い印象。
現行モデル。窓枠が描かれ、濃いグレーによる再現なので引き締まって見える。
形状も実機に近付いた。
Wing
DWは翼にプラスチックを採用している。
そのため、他のメーカーよりシャープで実機に近い印象である。
実機に見られる翼の"そり"まで再現している。
Fairing
B747の主翼取り付け部の形状はクラシック型と-400で違う。
クラシックはフェアリングがないのに対して、-400では空気抵抗を減らすために
フェアリングを装備している。
後期型のB747-300もフェアリングを装備しているなど、一部例外もあるが.....
DWの747はこの実機の特徴をしっかり再現している。
下の写真は主翼取り付け部の比較写真である。
左はクラシック型、真ん中と右は-400の写真である。
右の-400のフェアリングは白く塗装されている。
一時期、フェアリングを白で塗装していた時期があったが、現在は戻されている。
Engine
実機のエンジンは機種や型式、用途により違う。
DWの747はエンジン形状の違いを見事に再現している。
ここではエンジン形状の違うものだけをピックアップした。
すべて-400のエンジンの写真。
左はゼネラル・エレクトリック社製 CF6-80C2エンジン
中はプラット&ホットニー社製 PW4062エンジン
右はロールスロイス社製 RB211-524H2エンジン
クラシック型のエンジンの写真である。
左はゼネラル・エレクトリック社製 CF6-50エンジン
中はプラット&ホットニー社製 JT90Dエンジン
右はロールスロイス社製 RB211-524エンジン
Gear
ギアはプラスチック素材を採用しており、着脱式になっている。
ややぼてっとした印象でBBと比べるとやや劣る。
スタンド、ギアカバーが付属しているので、飛行状態を再現することも可能。
(一部を除く)
このようにDWの初期モデルに見られた難点は改善され、
他社のモデルにも負けないほどのクォリティに進化している。
あくまでも個人の意見だが、全体の形状はDWの747がもっとも実機に
近いような気がする。
今後も目がはなせないメーカーだと言える。
型式別カタログ
Boeing747-100
Boeing747-100SCA
Boeing747-200
Boeing747-300
Boeing747-400
Boeing747-400D
Boeing747-400F
Boeing E-4B
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